歯の矯正Q&A
ワイヤー矯正(ブラケット矯正)は歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を付けて、理想的な歯列アーチの形状のワイヤーで歯を引っ張って移動する矯正治療です。
一方、マウスピース矯正は一段階で0.3~0.5ミリずつ歯が移動するように作られたマウスピースを長時間装着し、一定期間(1週間~2週間)使用した後に、次の段階のマウスピースに交換します。これを繰り返すことで歯を計画的に少しずつ段階的に移動させる矯正治療です。
マウスピース矯正では、例えばインビザラインでは1日に20時間以上を目標に装着します。夜寝ている間だけでは十分に歯が移動せず、マウスピースの矯正力の効果が少なくなってしまいます。
ただし、目標時間よりも短時間しか装着できなくてもマウスピースの適合に問題がなければ交換日数を少し長くするなど臨機応変に対処すればいいでしょう。
現在では小臼歯抜歯の治療例も含めてインビザラインが適用できないケースは非常に稀です。 矯正歯科医の中には、学会や大学からの圧力でマウスピース矯正に消極的な先生がいることも確かです。
東京ビアンコ歯科・矯正歯科 渋谷院では、インビザラインの単独矯正で治療期間が長くなると予測される患者様には、ワイヤー矯正とインビザラインを併用したコラボ矯正をオススメしています。
東京ビアンコ歯科・矯正歯科 渋谷院ではキレイラインは当院の3Dデジタル・マウスピース矯正と比べても患者様のメリットが少ないので取り扱っていません。
キレイラインはマウスピースの個数が増えると逆に高額になります。 通常マウスピース矯正ではマウスピースの個数が数個で終わることはございません。マウスピース矯正では当初の治療計画の想定の7割~8割しか歯が動きません。何回か繰り返しおこなうことで修正します。そのためマウスピースの個数が想定よりも増えることが予想されるので、キレイラインでは費用が高額になり患者様にメリットがございません。
キレイラインでは1個のマウスピースを作るたびに一回一回、型取りをします。一度の型取りで複数のマウスピースを作らないので非効率で、矯正期間が長くなります。 またキレイラインはアタッチメントを付けず歯の移動が前後だけなので、キレイな歯並びに仕上げるのに限界がございます。
他人から見られる前歯の歯並びだけの矯正治療です。 前歯だけなので咬み合わせまで治すことは難しく、あくまでも歯並びだけを矯正することになります。結婚式や就活前など治療期間が短い方にオススメです。
矯正治療で歯並びや咬み合わせを矯正した後に、その歯列を維持し安定するのに2年間が必要とされています。その間に保定装置(リテーナー)と呼ばれる矯正装置を夜間、歯列に装着して後戻り防止のため固定させます。
2年経過後、1カ月間は1日間隔で装着し、その次の1カ月間は3日に1回の間隔で使用し、徐々に保定装置を外していきます。ただし、その後も1週間に1回の使用をオススメしています。
東京ビアンコ歯科・矯正歯科 渋谷院では、保定期間もキレイな歯並び・咬み合わせにプラスして白い歯も持続していただける独自のアフターメンテナンス・プランもご用意しています。